ヒラメいた！そうだ釣納めに行こう！！

令和元年も残すところあと僅か・・・。ここ数年実現できていないお正月の鯛を自前で捕獲作戦を実践する
ために、極寒の明石海峡に出撃してきました。狙うはもちろん明石鯛とアコウ・・・さて結果は？！

実は昨日、釣友さんのマイボートで、仲間内の釣納めは終わったのですが、その時に明日の予習をして、
おおよそのポイントを把握しておきました。朝イチは水深15～25ｍのシャローを攻めるはずです。

シャロー攻略のために新調した、スピニングの鯛ラバロッド- EVERGREEN Sparid Master PSMS-70L/M –
の出番です。45gのシンカーにグローやケイムラのネクタイをチョイスしてキャストしますが、釣れるイメージが
なかなか出来ません。バーチカルと違い、巻いた回数＝底から上がったメーター数ではないからです。
潮上か潮下で浮かび上がりが異なるし、風の影響、船の流れるスピードにより思った以上に底から上がっていないことや、早巻きしているのに底を擦っていることもあり、何をしているのか分からなくなることもあります。

中乗りさんに横に付いてもらい、アドバイスをもらいながらラインメンディングを行い、トレースコースを
見極めると幸先よくロッドが絞り込まれ、（多分）船中ファーストヒット！
ドラグを響かせながら、走る引きなので、鯛ではないかも・・・
顔を見せたのは、まんまるツバス！美味しいヤツです。
釣納めボーズは脱出できたので、次は本命を狙います。先程とは船の位置取りが異なり、
今度は、少し後方に狙いをつけてキャスト。良い感じで潮の流れを受けて巻き続けていると
ガツガツっとアタリが伝わり、そのまま丁寧に巻き合わせ。
青物の引きではなく、鯛のように潜り込まないけど、確かに伝わる生命感。
チャリコサイズが、潮に乗って重く感じているだけかなぁ・・・とリーダーが見えた先に居たのは？！

ヒラメ！！！

ネットイン時にアシストのリーダーを切られて危機一髪！2本掛かっていなければがっかりな結果になるところでした。初めて釣ったヒラメに感動し、余韻を楽しもうと思ったところで、アシストが切れたことに気が付き、
セッティングのやり直し＆リーダーチェック。Sparid Masterが良い仕事をしてくれました！
昨日は、このポイントで朝イチラッシュがあったとのことですが、本日はチャリコ1のみで、
本命の明石鯛には厳しい1日が予想されます。船長がポイントを見切り、移動開始。

次のポイントも昨日、予習したポイント。オレンジ系がヒットカラーであることを信じて、80gのバーチカルで
丁寧に探ります。時折シャローラインを流すときはSparid Masterに持ち替えて、鯛からの反応を待ちますが、
のー感じ。潮上のアングラーがロッドを曲げていますが、なかなかナイスサイズも出ず、厳しい展開。

ネクタイカラーをローテーションさせて、赤系に変えた時に、桜乱から伝わる久しぶりの生命感。
ドラグ緩めで丁寧にランディングしている最中に、消失した重量感。
痛恨のバラシ・・・回収も軽い・・・アレ？！ラインブレイク。
リーダーをチェックすると傷もなく、スパっとやられていたので、牙のあるアイツの仕業に違いない。
残念、バターサワラキャッチならず。（フグかタチウオ説は置いといてね）

根掛りで、タングステンを追加奉納し、船中ラッシュも来ないまま、納竿の時間が近づいてきます。
聞きたくないキャプテンの次ラストひと流し・・・

ネクタイ＆ヘッドを今年一番ヒットの多かったマイベストのセッティングに変更し、
信じて巻くのみ・・・後ろのアングラーのロッドが曲がり。「キター」の雄叫びが鳴り響いた時に
自分のロッドにも生命感が・・・乗せ合わせを信じて、ドラグユルユルのまま丁寧にランディング。

多分、今年2回めの最後のひと流しでのドラマ。目標の明石鯛をキャッチできました。

釣納めは、ツバス、ヒラメ、鯛と美味しい魚に恵まれました。

海の幸に感謝。

また来年、よい魚との出会いがありますように・・・